『悪魔の傾聴』を読み終えて

2022年に掲げた目標である『傾聴する』
23年になった今、この傾聴するという心がけを忘れかけいる自分に気がついた
改めて傾聴する技術を書籍から学び、実践、意識し傾聴できるようにしたいと思う

動機

なぜ傾聴したいのか

人間は一人で生きていくはほぼ不可能、何かしら人の手を借りて、助け合い生きていく
であるならば人間関係を良くしていくことが上手く生きていくコツなのではないかと考えた

では人間関係良くするにはどうしたらよいのか?
それは良いコミュニケーションをとること
相手の話をちゃんと聞くと言うのが大事である

ちゃんと話を聞くっていうのは
話を遮らないこと
最後まで聞くこと
わかった気にならないこと

話している時に遮られたり、最後まで聞かなかったり、わかった気になったりされると
スッキリしない、不満を感じる自分がいることに気づく、これは自分だけじゃなくて誰でも同じだと思っている

ということは
とにかく話を徹底的に聞き切ることが大事であり
その聞き切るが傾聴するってことだと思う

だから私は良好な人間関係を作るために傾聴する技術を身につけたいと思った

傾聴のメリット、デメリット


 メリット
  相手との信頼関係が深まる
  相手からの信頼を獲得できる
 デメリット
  相手への気持ちが変化する
  体力、精神力、神経を使う(疲れる)

悪魔の傾聴とは

相手から本音を聞き切ること
本音を引き出すことである
 相手の問題や疑問、現状の答えを
 あいてから導き出すこと

本音を引き出す事ができるとは(メリット)

相手にとて充実したコミュニケーションになる
 (良いコミュニケーション)
相手に対する理解が深まる
相手に信頼される、好感される(モテる)

傾聴に必要なコト

必要最低限しか喋らない
相手の興味を聞きながら相槌をうち、つなげる
 
 質問をする
  相手の発言から即時に短い質問を投げるコト
  (興味)
  人の行動には理由がある、
   その理由には欲望と感情が存在する
   そこを質問する
  質問すれば返事がくるその中から質問をする
   (つなげる)
  ※だからこそ質問する時は
   イエス、ノーで答えれない質問にすること
  最初の声かけは好意、褒め、事象の確認を
   含めた言葉にすること
  自傷を見つけたらそれを質問する
  カミングアウトされたら掘り下げ質問をする
自分の聞きたいことを聞く
   (相手の顔色を伺いすぎてはいけない)
  
 環境を選ぶ
  相手のモチベーションは?
   喋りやすそうにしているか?
  相手がOFFのモードに入れる場所か?
   ONモード(非日常や緊張感を持つ場所)
    会社や学校
    病院、銀行、公的機関
   OFFモード
(日常やリラックスできる場所)
    家、故郷、最寄り駅など

 相手との位置
  斜め前
   正面は積極的に気持ち且つ敵対の位置
    緊張を相手に与えてしまう
   正面には相手にとっての視線の逃げ口を
    (心の逃げどころをつくる)
  距離感
   90センチあける
   相手のプライベートエリアをつくる

 時間
  傾聴できるのは90分間まで
  40分以降は傾聴するチカラが弱まる

 状況
  泣き出した時
   なぜ泣いているのか聞く
  沈黙になった時
   相手が何か語るまで待つ
  話がズレた時
   一瞬の間を見つけて
   どう思った?、どう行動した?と
    質問し話を戻す

心構え

体得するには意識する経験を積むこと

 情報弱者である自覚を持つ

 心の調整
  欲望の断捨離
  〜したい、〜してほしいは捨てる
   信頼されたい
   好感を得たい(好かれたい)
   貢献したい(助けたい)アドバイス
  
 心のセンタリング
  中立の立場で話を聞く(フラット)
  上の立場の人でも対等の立場で話を聞く

 いつも心に底辺を
  自分の話には価値がないと意識する

やってはいけないコト

  • 否定しない
  • 比較しない
  • 自分の話をしない
     聞かれたらしても良い
  • 感情を見せない
     (自分の話をするのと同意義)
  • イエス、ノーで答えれる
           質問をしない

おわりに


本書籍において学びが強かったのは
 質問をする
 心構え
 やってはいけないコト

自分が求めた傾聴の技術とは少し違った
 カウンセリングではなく、普段の会話、
 会議、面談で使える技術が欲しかった

『人を動かす』デールカーネギー著
  における原則に近いモノを感じた
   否定しない
   自己重要感を与える
   相手の立場に立つ
  
本書ではカウンセリングにおける傾聴がメインとなっているので
実際のコミュニケーションでは使いずらい面が多いのでそこは削除した
また、やるべきコト、やらないコトを箇条書きしており
その理由について知りたい場合は
書籍を手に取って読んでいただきたい

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